Toleranceとは、最小殺菌濃度(MBC)と最小発育阻止濃度(MIC)が解離しているとのこと。S.aureusやCNS(S.lugdunensis)、Staphyrococcus(肺炎球菌など)で診られることがある。

Tolerance to the Glycopeptides Vancomycin and Teicoplanin in Coagulase-Negative Staphylococci

Glycopeptide tolerance in bacteria causing endocarditis

定義:MBC/MIC ratio of ≥32 or MBC/MIC ratio of ≥16 and MBC of ≥16 μg/ml

Toleranceがある場合はどうなるのか?VCMで治療している間は菌の増殖をおさえて、良くなっている(ように見える)が、やめると増殖して再発してしまう。通常の検査では最小殺菌濃度を測定することはないため、見逃されている可能性も。

MRSAのVCMに対する感受性が悪くなっており、MIC:2では予後が悪かったとの報告もある中で、Toleranceの話は余り耳にしない(自分だけ?)。MIC:2 なら必ず治療失敗するというわけでもなく、そこにはToleranceの問題も関与しているのかも、とふと感じた今日1日。

ちなみにDaptomycinには、Toleranceは診られなかったとの報告あり。

Inhibitory and bactericidal activities of daptomycin, vancomycin, and teicoplanin against methicillin-resistant Staphylococcus aureus isolates collected from 1985 to 2007.

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